2009年 08月 08日
オイルランプ

具象的な品が続いていましたので、今日は器を。

以前からも紹介してます、オイルランプ。(2008年8月と、2007年2月)

久しぶりにバンコクで見つけました。

タイのアユタヤ期のものと、ずっと昔から聞いていましたが、
実はどうなのでしょう。
出光美術館の三上次男コレクションの図録に、似たような壷が
インドネシア出土の中国、南宋〜元時代と書かれ、記載されているのを発見。
同じようなものが中国から東南アジア一帯に輸出されていたという、説が正しいかもしれません。

タイ固有の窯の場所は言われませんし、アユタヤというのも、
その時代栄えた地域の川底から出土してきているということだけから、という可能性も高い。

よくわかりませんが。

胴の張りと、底辺へのラインが際立っています。花人はお好きな品ですかな。
白めの味わいの少ないものが多いのですが、これは表情豊か。
花を挿さずにとも、これだけで、きりっと立った存在感があります。

またもや、ばたばたの撮影になりやした。今日もこれぐらい。

高さ17cm、胴径12cm

オイルランプ_e0111789_123442.jpg
オイルランプ_e0111789_1235481.jpg
オイルランプ_e0111789_12434.jpg
オイルランプ_e0111789_1241246.jpg


by muntkidy | 2009-08-08 12:27 | Comments(0)


<< ラオスの仏さま      仏像残欠 >>