2009年 11月 01日
ストーンウェアのボトル

陰影をつけて撮影してみた。綺麗でしょ。

ストーンウェアのボトル_e0111789_1101914.jpg


だけど、フォルムだけではない。釉の景色を見て下さい。

ストーンウェアのボトル_e0111789_1122016.jpg


洋のボトルなんだけど、
和の焼物に通じる味わいや表情をもっています。


フランスのストーンウェア。
ビアボトルなどのストーンウェアのボトルは、イギリス産が多いのだけど、
イギリスものにはない美しさ。
(もっと時代の古い16,7世紀のドイツ、オランダのストーンウェアとは
 また、違うストーンウェアです。こちらは19世紀のストーンウェア)

イギリスものだと、典型的なカタチがあり、
ブランドの印や、スタンプのデザインなどで、評価が左右されるという世界なので、
焼物としての良さを探したい人には、ちょっと違うモノかもしれません。

でも、これはなんのデザインもない、無印の瓶。
だから、いいのだと思う。釉調も表情があって、景色になっている。

アップで、見てみてみよう。

ストーンウェアのボトル_e0111789_11135988.jpg

口の作りもぼてっとしてなく、キリッとしてる。エッジがきいてて、いいですね。
ストーンウェアのボトル_e0111789_1114748.jpg
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う〜ん、
洋モノなんだけど、和を感じさせるようなモノ。好きな路線です。
今日のは、全くそれにあてはまる。

(逆に、和モノなんだけど、洋を感じさせるようなモノも好きなのでありんすよ。)

高さ24.5cm 直径7.5cm ¥18,000

by muntkidy | 2009-11-01 11:24 | Comments(0)


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