2012年 01月 16日
ドイツの水切り
ストーンウェアで、こんな形のものは初めてだった。

ドイツのアンティークは専門の人がいないので、
あまり知られていないと思う。
ビアジョッキやピッチャーなどは紹介されているけれど。

取っ手付きの水切り。19世紀のもの。

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取っ手がないと、買わなかっただろう。(直しが1カ所あります)
焼物のストレーナーは使いにくいからだ。

なんともチャーミングな藍彩とフォルム。
ストーンウェアの堅いイメージの中でも、可愛らしさがある。

穴があったって、使いたい。もちろん器として。
スコーンとかの、粉もの系には、面白いじゃないですかん?


もう1点も水切り。こちらはフランスより。
南フランスの黄釉。

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今までもよく紹介している、裏が茶色の乱れ掛け文様の黄釉の焼物。

表の雰囲気がとても優しげで、見逃せなかったのだ。
水切りは避けようと思っていたのだけど。
縁の部分、釉の擦れた感じとか、なんとも言えない。
心温まる器であります。

クッキーなどの平ものにいかがでしょう。

ドイツ  直径17cm 取っ手部分の全体幅13.5cm 高さ7cm (売約済)
フランス 直径24.5cm 高さ5cm              (売約済)

by muntkidy | 2012-01-16 11:30 | Comments(0)


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