2012年 10月 11日
アフリカの、狛犬ならぬ、獅子の像


日本の狛犬は、中国 唐の時代の獅子が、仏教とともに、朝鮮半島を通じて、
伝わったものらしいので、
このアフリカの獅子/ライオン像が、日本の狛犬と相似てるのに不思議はないのかもしれない。

狛犬のさらなる起源は、古代インドでの、仏の両脇に守護獣としてライオンの像を置いたこととされ、
古代エジプトやメソポタミアでの神域を守るライオンの像もその源流とされるらしい。

赤道直下におけるアフリカでの百獣の王たるライオン像。
これも、精霊を表す一種の神像。
時代は1900年代初めとはいえ、プリミティブワールドだからこそ、
初源の力をたたえた彫像となってると思う。
時代や場所が変わっても、人間の作るモノに不思議な共通点をさがすことのできる
希有な品になっているだろう。


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日本の狛犬の写真を探してみた。
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厳めしい顔と比べると、こちらのはもっとユーモラスな表情。
髪の毛がもっさりフサフサしてるところも笑える。
クレオパトラ風の髪型かしらん。
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このお尻あたりをなでなでしてあげたい、とは、
猫を飼ってる近所のお客様のお言葉。
上からもいいです。
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白っぽい彩色の色調も今の時代には好ましいかと。
意外と硬いずっしりとした木です。
ガーナ、エウェ族のもの。

少し斜めに傾きますので、
1番上の写真、右足下には白い小石を置いてみました。
こう置くとちょうどいい水平の向きになります。



体長21cm 高さ17.5cm (売約済) ありがとうございました。

by muntkidy | 2012-10-11 11:10 | Comments(1)
Commented by うな茶漬け at 2012-10-12 11:31 x
山下達郎似ですね。
若い頃の。。。(笑)


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