2013年 04月 25日
ひょうたんの繕い

以前、パリのケブランリー美術館で、
アフリカの直し、繕いを特集した展覧会が開かれたことがある。
実際には見にいけず、後で本だけ買ったのだけど。

日本の焼物における金直しの文化は長いが、
アフリカでは傷ついたモノをどう繕い、直して使うのか、
そこに着目して、モノを集め、
編集したフランス人はさすがだなと思ったものです。


その本に載せてもいいような品を買うことができた。
なかなかすごいですよん。

ひょうたんの繕い_e0111789_1128796.jpg

ひょうたんの繕い_e0111789_11282166.jpg

ひょうたんの繕い_e0111789_11283427.jpg


蔓状のもので編んで、割れを綴じている。
大きな欠けは、焼物直しで言う " 呼び接ぎ "ですかね。

ひょうたんの繕い_e0111789_1131068.jpg

ひょうたんの繕い_e0111789_11311798.jpg


あっぱれなキズでしょ。
下のコチラはかなり古い直しですね。貫禄が出ています。

ひょうたんの繕い_e0111789_11313873.jpg

ひょうたんの繕い_e0111789_11315373.jpg

ひょうたんの繕い_e0111789_1133149.jpg


エチオピア ARI族
刻んだ文様もいい。黒光りもすごい。


ちなみに、ケブランリーの展覧会の本の写真。
ひょうたんの繕い_e0111789_1136062.jpg




およそ高さ20cm 胴径15cm (売約済)ありがとうございました。

by muntkidy | 2013-04-25 11:42 | Comments(0)


<< 徳利になるボトル      ナイフ >>