2014年 05月 21日
釉色の違うデルフト
目白コレクション、週末土日です。
土曜日は正午の開場となります。

普段はあんまり見ることのない、骨董好きのおじさん達をかいま見れますので、
たいへん楽しみにしてる行事です。
最初の3時間ほどは、すごいんですよん。
眼つきギラギラ、ごった返しています。

アンタイディー目当ての人は少ないので、最初は観察の時間です。




ここは普通どおりに。

デルフトのクリームポット、こんなに白釉の色が違うのがあるんだ〜と
比較の意味で買ってきました。

ねっとり具合はばっちりですが、色がこうも違う。

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真ん中は今までも紹介してきてる
17世紀アルバレロ型のデルフト。(右も古手)

でも、珍しいのは左のほう。
こんなにブルーっぽく、状態のいいのはめったにないのです。

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時代は18世紀にはいった形ですが、
なかなかない逸品ではないでしょうか。
縁も薄いので、ぐい呑みにはちょうどヨシです。
デルフト盃のコレクションに加えていただきたい1品。


真ん中の定番タイプ。
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堂々と古格のある風貌です。おちついています。
この感じの2個はもっておきたい気分。見比べるのが楽しい。
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右の小さいタイプは珍品。
底が浅いのです。
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変化のある釉調で、これ、意外と気にいっています。
飽きない奥深さがあるように思う。

あまり呑めない人にいいですよん。


3個比べると。
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左 直径5.9cm 高さ6.8cm (売約済) 
中 直径5.0cm 高さ6.0cm (売約済) ありがとうございました。
右 直径4.7cm 高さ4.5cm ¥20,000

by muntkidy | 2014-05-21 11:22 | Comments(0)


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