2008年 05月 04日
スプーン好き
スプーンコレクターも、こだわりの方向がいろんな方面にあると思いますが、
ヨーロピアンアンティーク主体で行く人、モダンデザインプロダクトonlyでいく人など
切り口はいろいろあって、網羅できそうにありません。

世界のあらゆる地域において、食べるという行為において、必然として生れてきた道具です。
手で食べるという地域においても、作った鍋から食器へ取り移すという場面で、
"すくう" ための道具として、スプーンの範疇にいれてもいいと思われる
"おたま"という道具がありますし。

アンタイディーは、ほとんど文化様式を限定していない集め方なので、
いろんな地域のスプーンに出会えるチャンスあり。
もちろん集める視点にブレがないようにしたく、
シンプルなフォルム、質感の奥行き感か何かに魅力のあるものと思っています。

そこで、今回のスプーン、アフリカはエチオピアのもの。
長さ22cm、幅9.5cm、おたまですね。

渋い。牛のホーン / 角でできています。革のようにも思わせる質感。
取っ手の曲がり具合や、丸い部分の味わいが、なんともいえない表情をもっています。

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by muntkidy | 2008-05-04 12:51 | Comments(0)


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