2008年 05月 27日
象牙のスプーン

今日は、ピューターのお皿の上に、象牙のスプーンを置いてみました。

ワシントン条約があるように、象のことを思うと象牙の品を売買をすること自体、
よくないことですが、アンティークとして、
象牙を使ったものが既にあるのなら、ずっと大事にして使っていくべきだと思っています。


象牙のスプーンは初めて見つけました。イギリスのアンティークスプーンです。
実に薄く加工されています。
あまり、使われてないためか、色の変化はありませんが、乳白色が清楚。
ひんやりとしながら、穏やかな温かさ。

そして、触ってみないとわからない、この感触。
吸いつくような肌触りに、象牙が珍重されてきた理由が納得できるかと思います。

何に使われたのだろうか。デザート系ですかね。
アイスクリームなぞ、食べたい気がしますが、固いままのアイスは怖いね。
柔らかめのシャーベットあたりがよろしいようです。

ピューターも19世紀のイギリスもの。よく使い込まれています。ナイフ痕が面白い

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by muntkidy | 2008-05-27 12:33 | Comments(0)


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