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2008年 06月 29日
古物バトン 2〜8

古物バトン、あまり力(リキ)を入れて書いていると笑われますので、(お恥ずかしい)
2弾目はサラリといくことにいたしやしょう。今日で打ち止め。


2、古物のどこに惹かれますか。

古いからいいという考えではないのだけど、でも、やっぱり
古い時代に作られたものは、どこの産であろうとも、こめられている何かが違うと思うんだよね。
(だから、新しいものでも、何かが響けば、かまわず扱います。)

そのこめられている何かというのを説明するのがむずかしい。

モノはヒトが作るものでありますから、
それを作った人が育ち生きている社会、文化が反映され、その人それぞれの性格や意識
思いで、でき上がってくるものが違ってくると思う。

そう考えると、その昔、てらいなく作られ、残ってきたものには、
効率性が大事で、自意識を強調することを良しとするような今と比べると、
でき上がるものが違うのは当然で、
古い時代に対するノスタルジーではない、モノの本質的なところを見つめたいと思うと、
古いモノがもつもののほうが、心をうつことが多いと感じるのはしょうがないかと思う。

それでも、いろんな古物はあるわけで、アンタイディーでは、
その中でもどういうことを感じたものをセレクトしたいと思っているのかというと、
静かな芯の強さをもっていて、作為のない素朴さとちょっぴりの可愛さ、
といった感じですかね。

(アヤヤ、またもや長くなっている)

続きはこちら

by muntkidy | 2008-06-29 11:55 | Comments(3)
2008年 06月 28日
古物バトン 1

古物バトン、簡単に言えば、すぐ終わっちゃうんですが、
せっかくだから、まじめに長く書いちゃいます。
なので、分けて、投稿です。まず、1問目から。

1、古物との出会い、きっかけは?

古い家で、祖父がモノを大事にしてた人だったから、
古いものは小さい時からあったのだけど、その時はそういう意識はなかったね。
それが好きで、古いモノを売る店をもつようになるなんて。。

だから、ちゃんと古いモノを意識したきっかけは?というと。


大学を卒業してまず就職した仕事は、印刷会社の企画でした。福岡で。
おりしも広告業界はなやかし頃、クリエイティブというやつにあこがれてたんですな。
そこで、5年ほど、印刷物デザインのディレクションにたずさわっていたのだけど
続けてて思ったのが、私は、創り出すことには向かない、
セレクトすることで、自分の世界をつくり出すような仕事につこう!ということ。

そして、20代後半になって、上京。
(何のつてもなく、よく行ったよなと、今は思います。)
再就職したのが、プリミティヴアートギャラリーをもつ会社。
その当時、青山の暗〜い雑居ビルの3階にあったそのギャラリーで見た、
顔の前面に、角が、5,6本生えているマスクにショックを受けたのが、
アフリカンアートに初めて出会ったきっかけでした。かなり驚きの造形だった。

そして、そこで、8年ほど、モノはもちろん、仕入れなどを勉強させてもらい、
自分の店アンタイディーを開店するのに、また福岡に戻ったというわけです。
(結局、6年前にまた東京に出てきてしまうのですが)

今年の12月で開店12周年になるのだけど、開店前、考えたのが、
トランス(インター)エスニック。民族性を超える、相互に行き来するといったこと。
いろんな国々、民族のものをミックスさせていくということで、
自分の琴線に響くモノだったら、どこのものでもかまわないといった感じで、
欧米に行って、蚤の市を回ったのだった。
シンプルなアジア、アフリカものと、
現代の生活にあう欧米の使えるアンティークを取り合わせることから始まっています。

だから、古物を意識した最初の出会いというと、アジアやアフリカの古いモノ、
どちらかというと、アートとして飾られるものになるのかな。

今、店にあるものでいうと、こんな品です。
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ミャンマーの朽ちた仏像です。長くなりました。2問目以降は明日。

by muntkidy | 2008-06-28 11:54 | Comments(2)
2008年 06月 27日
八角皿

たまにコメントを入れていただいている Sucre さんから ” 古物バトン ” なるものが
渡されてきた。

ここで、バトンを止めてしまってはならずと思いつつも
古物商といたしましては、返って難題ゆえ、Sucre さん、暫し待たれよ。
数日後あたりには、必ずやUPいたします。

ということで、今日は、
Sucre さんテイストに少し土をまぶした感じのものを紹介いたしましょう。

八角形/Octogonal (オクトゴナル)の皿。
Creil Montreau の白釉八角皿はエレガントさゆえ、人気の品でありますが、
ここでは、南仏の民窯産のもの。
ちょっと素朴さを醸し出した南仏らしい黄釉陶器です。

縁に茶色の釉がラインで入っているのだけど、実に雑。
でもそこがいいとこでもありますね。

輸送の時に入ったヒビを金直し。黄色と金色の取り合わせも合っています。

置き方を変えるとちょっと雰囲気が変わったので、2枚まとめて。比べてみて下さい。

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by muntkidy | 2008-06-27 12:11 | Comments(2)
2008年 06月 26日
発掘土器

あるコレクターのコレクションが回ってきました。
アンタイディーでは、あまり扱ったことのない南米の土モノがメイン。

いかにも南米というような、デコラティブなボトルや人形などは、
ちとここには似合いませんが、その中で、眼をひいたのがコレ。

フォルムの可愛さに1品だけ、入荷とあいなりました。
コレクターから直接というのではないので、どういう類いの品か、はっきりしません。

インダスの土器や、中央アジアから出土する土器にも見えるような気もしますが、
他のほとんどが南米モノだったということから察すると、やはり南米からか。
そうすると、やはりペルーのチャンカイ文化の土器ですかね。

皿っぽいのは見たことあるのだけど、このグラス型、見たことのないカタチです。
高さ8cm,口径8cm、12~14世紀の発掘土器になります。
単純な模様も愛らしさを増しています。

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by muntkidy | 2008-06-26 12:00 | Comments(0)
2008年 06月 25日
注ぎ口と取っ手

注ぎ口と取っ手のついた2種類の焼物。
フランスの吸いのみと、瀬戸の水注。

吸いのみとは、寝たまんまで薬を飲む時に水を飲むための容器ですが、
このフランスもの、ステキなデザインです。
平らな天面に曲線の口のカット、なかなか優雅であります。
水が大量に出ないように、注ぎ口がとても小さく作られていて、
意外と考えられています。

瀬戸の水柱は実は蓋があるのだけど、
ちょっと釉の発色が違ってて、色目が違ってます。
もともとのセットで、残念なのだけど。
でも、蓋ナシでも、使い用はあるので、あえて蓋ははずして撮影いたしました。

どちらも、湯冷ましに使うととてもよろしいのでありんすよ。

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by muntkidy | 2008-06-25 14:11 | Comments(0)
2008年 06月 24日
ちょっと変わった?

今朝はヨガのクラスなので、モノ取りの時間がないんですわ。
そんなもんで、さくっと店内写真。

こんな感じに変わっていまっせ。どうぞ、おいでを。


(フフフフ! シールシャアサナ/頭立ちのポーズ、出来るようになりましたぜ。
 まだ、壁際でないと怖いけど、壁ナシでもなんとか静止できるようになったのさ。
 ちょびちょびながら、上達が見えるとうれしいですな。
 
 次のステージは腕立ちです。腕2本で逆立ちポーズ。これは、まだまだ遠そうだ!)

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by muntkidy | 2008-06-24 12:30 | Comments(2)
2008年 06月 22日
ワインオープナー

今日は、ハンガリーのリネンの上に、ワインオープナーを置いて撮影。
ここ最近のグレーバックとは、ちょっと雰囲気を変えてみました。

欧米には、ワインオープナーのコレクターいますので、専門のディーラーも多く、
想像より高い値段がついたりしています。

真ん中のような一番単純なオープナーは、手軽に手にはいりますが、
左のような鉄味のいい凝った作りのタイプは、なかなか難しい。
すごく簡単にコルクを抜けれるので、重宝するのですが。
右のboxwood のタイプも簡単に開けられる仕組みです。

夏は白ワインがおいしい季節。
早くじめじめした梅雨が明けて、ギンギンに冷えた白ワインを
昼間っからいただきたい夏が来ないかなと心待ちです。

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by muntkidy | 2008-06-22 13:03 | Comments(0)
2008年 06月 21日
フォトフレーム

これは、磁器のフォトフレームらしいのだ。瀬戸で輸出用に焼かれたものらしい。

でも、食器として面白い1枚になるかと思って、シルバーのピックと
アルミのお箸と一緒に置いて、撮影してみました。
取り皿やお菓子皿として、少数の角皿を揃えるのもいいねぇ。

白磁も大人っぽいしっとりとした色目、風合いをもっています。
下には、縁の柄模様がわかりやすく見えるように撮った写真と、
裏面の写真をアップしてみた。

写真をはめ込むだけのフレームらしいので、裏面の作りが皿にはない作り。
釉の流れにも表情がある、古い作です。
穴が開いているのは、そこから立て掛け用の金具がついたらしいっす。
(今日は、らしいらしいと続きましたな)

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by muntkidy | 2008-06-21 12:49 | Comments(0)
2008年 06月 20日
店内の棚

本日は、平和島の骨董祭りに行ってきたため、開店が遅れました。
モノ撮影の余裕もなく、店内の棚の写真をささっと撮って、更新です。

こげな感じになっとりますです。

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by muntkidy | 2008-06-20 13:48 | Comments(0)
2008年 06月 19日
ミルクピッチャー

今日はうってかわって、優雅なヨーロッパもの、行ってみましょうか。

品のあるフォルム、エレガントな佇まいが美しゅうございます。
装飾華美すぎず、瀟洒なところが、選択のポイントです。

取っ手の金直しが上がってきて、生き返りました。
フランス、19世紀末の白釉。高さ7,5cm,幅8,5cm.

フフフ、アンタイディーにもたまにはこういった品、ありますねん。

人間は、ひとつのアイデンティティーであるはずがないと、かねがね思っておりますので。
コキタナ系やエグミ系も好きだけど、カワイイ乙女チック路線も隠し味。

ま、そんな中にも品(ヒン)のある品を探っていきとうございますな。

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by muntkidy | 2008-06-19 12:17 | Comments(2)