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2012年 04月 30日
スプーン2種


今日はスプーンを2種。
大振りめなもの。

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木はスウェーデン、緑青の帯びた真鍮はアフリカはガーナより。

まずは木から。

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ボール部分のフォルム、柄の部分の彫り。
北欧、スウェーデンらしい木の工芸。
他のヨーロッパものではもうほとんど手にはいらないかと思います。
素朴な木工芸の彫りもの。

ボール部分、特に卓越してます。




次は
ガーナ、アシャンティの人々の砂金交易の場で使われたスプーン。
古手のタイプを見つけました。
小さな可愛いスプーンは以前も扱ったこと多いのですが。
コチラコチラ

これは、18,9世紀、もっと古いかもしれません。
砂金交易の歴史は15世紀ぐらいからと言われていまして、
個々の品の時代考証はなかなか難しいのです。文献なんて、ないしね。

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下は、日本で出された砂金交易で使われた分銅関連の品のカタログの1ページ。
同じ手のスプーンも紹介されています。
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全面についた緑青と赤土。青みを帯びたところもあって、
時代を物語ってくれると思う。
細かく精巧な文様。
静かな佇まいが魅力です。



スウェーデン 長さ 24cm 幅9cm ¥20,000
アフリカ   長さ24.5cm 幅5.7cm ¥28,000

by muntkidy | 2012-04-30 11:40 | Comments(0)
2012年 04月 29日
石彫りイコン


いい天気。
西荻お散歩日和ということで。




以前、お客さまから、石に彫られたエチオピアのイコンを見せられたことがあった。
1度も見たことがない品だったのだけど、
今回、それと同じ手を見つけた。

黒い石に彫られたエチオピア、コプト教のイコン。

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こうやってたたんでおくもの。
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1面ずつ。
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木彫りに彩色のイコンは有名だけど、
石もあるんですね。

オランダ、ナイメーヘンにあった美術館が閉鎖され、
そこから出たものだと言う。
収蔵品の紙を渡されたのだけど。

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ナイメーヘン、カトリック大学文化人類学研究所との文字。
ナンバーは合うはずが、
なんと1番違いじゃないか。NO 7306の1枚。
私が買ったのは、NO 7307。

あらら。

ま、こんな紙キレ1枚なんか、モノの尊さとは関係ありませんね。

広げた時 18cm x 14.3cm 厚み4mm (売約済)

by muntkidy | 2012-04-29 11:51 | Comments(0)
2012年 04月 28日
イスラムガラスの盃
もうゴールデンウェークだって。早っ。
アンタイディーは通常どおり、1日火曜日のみのお休みで
後は開けています。
どうぞ、西荻窪まで、足をお運び下さいませ。
届いたばかりの品満載でおまちしています。



さて、今日のオシナ。

これも割れずに届いて、ホッと胸をなでおろした品。
よかった、よかった。

ま、たいしてローマングラスと変わりないかと思いますが、
イスラムガラス。
8〜12世紀と少し時代が下ったものだそう。

そんなの関係なく、このフォルムと色彩に射止められました。

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こんな真っすぐラインの盃の形は初めてで。
底にかけて深まるグリーンの色。

綺麗ですよねん。
文才足りず、うまく表現できない。
観て感じて下さいませ。

直径9.5cm 高さ5.7cm お値段お問い合わせ下さい。




もう1コ、銀化した品を。
こちらは18世紀、オランダ出土のボトル。
作られたところははっきりしません。

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いかにものボトル形ですが、軽めな銀化で表情が加えられ、
すっと伸びた首が際立っています。


高さ29cm 底径10cm (売約済)

by muntkidy | 2012-04-28 11:30 | Comments(2)
2012年 04月 27日
デルフト耳杯

荷物、届きました。無事に。
ハラハラしてましたが、
ひとつも割れてなくて、あ〜よかった〜
(いつもより、成績優秀じゃないか。いつも何かは割れている)

だって、ドタカイ品を、間違えて入れてしまってましたんで。
今日はまず、それを。


完品に近いデルフト。補修ナシです。
これぐらいのサイズでは、なかなかないのです。
(ほとんど割れをくっつけてあります。)

耳付き、茶碗サイズ。

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欠けが1点。
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スープなどを飲むハンドル付きってヤツは、
もうちょい大きいサイズが多いのだけど。
これはちょうど掌におさまる茶碗サイズ。

1個の欠けが残念ですが、発掘がほとんどの民衆使いの器で、
割れ、補修がないのはめったになきこと。

しっかし高い!
くっ、日本人の好むあたりをめちゃ高に言ってくる業者がもっていまして。
負けて、がんばっちゃいました。

でもフランスものにはない、キリッとして、かつ柔らかみもある白錫釉。
デルフトコレクターの方にはもっててもらいたいかと。


ハンドル部分幅17cm 口径11.7cm 高さ5.3cm (売約済)




もうひとつ耳杯を。こちらはぐい呑みにピッタリ。
可愛い黄釉。フランスものです。

これもレアものだと思う。初めて見つけました。

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左から
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右は。
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左 幅11cm 高さ3.5cm  (売約済)
右 幅10.3cm 高さ3.3cm (売約済)

by muntkidy | 2012-04-27 11:35 | Comments(1)
2012年 04月 26日
英国のスツールとルーマニアのピッチャー

今日はとっても民藝な品を。
西洋民藝の2品。

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いい感じの取り合わせでしょ。

まずはイギリスのスツールから。

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乳搾りスツールにしては、背が高く、
ちょっとバランスの珍しい椅子だと思う。
実にかあいいフォルム。

木味も言うことなし。
黒びた座面背に1901の年号が彫られている。
この数字の感じもいいです。

私は座面の小さな釘頭のポツポツにも惹かれます。


豪勢なおうちなら、堂々としたウィンザーチェアもいいのですが、
こんな可愛いちょこんとしたスツールなら、誰でも気兼ねなく、
そばに置いておくことができますな。



横に置いたピッチャーは、ルーマニアから。

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トランシルバニア地方のスリップウェアになります。
よく使い込んだ味わいの水差し。
素朴な暖かさが、静かに伝わってきます。



イギリス スツール 足部分 26cm x 21cm 高さ32.5cm (売約済)
ルーマニア 水差し     底径13.5cm 高さ15.5cm  (売約済)

by muntkidy | 2012-04-26 11:22 | Comments(1)
2012年 04月 25日
春らしいカップ
やっと春がやってきた。
窓を開け放し、ゆったりとリラックスしたお休みの1日でした、昨日。


さっそく、そんな気分の品を。

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どちらもイギリス、1830年〜40年代ぐらいのカップです。
う〜んラブリーであります。

ironstone と英では言いますが、ちょっと温度の高い焼き
軟質磁器と言うんですかね。
(クリームウェアもクィーンウェアもこのタイプ)

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珍しカワイ色目でありまして、遊んで描いたようなタッチ。
あまりイギリスっぽくないような。
ピンク、グリーンが新鮮です。



もう1点のほう、ティーカップです。
取っ手のないタイプ。

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こちらは柄の感じ、ちょっとはイギリスっぽいかな。

でも、どちらも形作りはきちっとした堅さを感じるところもあって、
イギリスならではの器な気がする。
高台のちょっと青みを帯びた釉のたまったところなんか、
隠れた魅力であります。

ソーサーがなくなってるのが残念ですが、
だからこそ、この時代のものでもちょっちは手に入りやすいお値段でありまして。
逆にお酒周りに使うっつうのも、オサレでありましょう。


デミタス    口径4.9cm 高さ4.8cm (売約済)
ティーカップ  口径9.2cm 高さ6cm  (売約済)

by muntkidy | 2012-04-25 11:33 | Comments(1)
2012年 04月 24日
店内写真24/04/12


本日は久々の休養日。
例のごとく、店内写真です。

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気になる品、ございましたら、
お問い合わせくださいませ。
(キリスト磔刑のガラス絵は売約済です。)

by muntkidy | 2012-04-24 11:47 | Comments(0)
2012年 04月 23日
ピューター オーバル皿

ロンドンでは桜並木のあるところに泊っているのですが、
今回3月末イギリスはとても暖かく、桜の開花が早かったらしい。
日本は寒くて普段より遅く、東京の全開前に出国してるし、
ロンドンではもう散った後で、
どちらの場所でも桜を逃してしまいました。ざーんねん!

ゴールデンウィークも近いのに、この寒さ。
どうなってるの?
なんだか、暖かい春をまだ感じてません。
ヨーロッパも私が行った時は寒かったのよね。



本日はピューター。可愛さのあるオーバル形。
だけど、質感がスゴいでっせ。

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普通は綺麗に磨かれてることの多い、ピューターですが、
ガサガサに変化したまま、あまり手を入れてない皿を見つけました。
イギリスのピューター。
実に珍しい。ピカピカに磨きをかけてることの多い国なのだけど。

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この質感、たまらない人も多いかも。
ボコボコ感もよくて、極北の様相。
力強いです。

小さいほうは、大きいほうと比べると、こじんまりしてますが、
それでもなかなかないガタガタテクスチャー。

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こちらのほうが、底が平なままなので、
キャンドルなどの台にするのにはお似合いです。
マーク、残ってます。
いろいろ調べてたら、やはり18世紀のものみたいです。
イギリスのピューターのホールマークのこともっと詳しく調べないといけません。

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大 46.5cm x 35cm ¥38,000 
小 35.7cm x 27cm ¥28,000


ちなみに一緒に置いてる小さな皿とスプーンは、オランダ17世紀のピューター。

by muntkidy | 2012-04-23 11:41 | Comments(0)
2012年 04月 22日
変わり盃
今回一番のお気に入りのイングリッシュデルフトの盃 
(4月16日投稿分参照)は、売れてしまったので、
変わり種の盃を2点と、お決まりのデルフト盃を。

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右から。
フォルム作りが素晴らしい。

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イギリス1820〜40年代のテーブルソルト用の器らしい。
盃部分は舟型、足の部分は角っぽくと、なんとも洒落たフォルム。
イギリスならではの堅さも感じさせるエレガントさがある。
茶色の染みた様子も、よいですねん。

盃にはちと難しかろうですけんど。
意外と書斎なんぞにもってきても、面白い机周りが演出できるのでは?!




真ん中。
これ、実はお菓子の型。ゼリーモールドです。

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底の数字はサイズのナンバー。
菓子型のセラミックコレクターの多い、イギリス、
この小さいサイズは珍しいそうです。
盃に使えないこともナシ。いかがでしょんか。



最後は、言わずとしれたデルフトのクリームポット。
今回状態のいい奴を5個ほどゲットできましたが、
その中で唯一のオジさん ぐい飲みタイプサイズ。(他のは小さいカワイサイズなり)

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デルフトならではのねっとり感ある白釉。
状態すこぶる佳しで、オススメです。



ソルト用    幅8.9cm 奥行5.4cm 高さ4.5cm (売約済)
ゼリーモールド 幅8.6cm 奥行4.9cm 高さ4.5cm (売約済)
デルフト クリームポット 直径5.6cm 高さ6.3cm  (売約済)

by muntkidy | 2012-04-22 11:45 | Comments(0)
2012年 04月 21日
日本はすっかり春めいてるだろうと思って帰ってきたら、
あらら、肌寒いですな〜。
桜も終わって、こんな寒いなんて。

もうすぐGWも近いというのも、変な気分です。

さてさて、今日から、新入荷の品紹介です。



こんな小さな盾があるなんて思わなかった。
アフリカはケニヤのサンブル族の木製の盾。

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アフリカには部族間の争いなど戦いの場で使われた盾が
数多くあり、欧米ではアートピースとしてよく飾られています。
カバの革製、植物の蔓を編んだもの、鉄製、木製など、部族によりさまざま。
大きいものが多いので、あまり日本向きではないのだけど、
以前1度、扱ったことがある。
アンタイディーの10周年記念の本にも載せているやつ。
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これも大きかったのだけど、今回のはとても小さい。
縦の長さが、40cm。

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塗料のはげ感の調子がちょうどよく、日本の小さめな壁面に合うと思う。

実は割れを直してあります。
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縦40cm 幅 23.5cm (売約済)ありがとうございました。

by muntkidy | 2012-04-21 10:59 | Comments(0)