2014年 12月 10日
鎗の先
昨日の店内写真に写っていた丸い玉。
中が刳り貫かれ、泥が付着した発掘もの。
今回の仕入の中で、1番悩んだ品でした。

ブリュッセルのトライバルアートのギャラリーにて、
一発で、気にいって、他のはどうでもよくなったぐらい。
テレムと言う、今のドゴン族が住むマリのバンディアガラの断崖で、
ドゴンが移住してくる前に住んでいたという人々のもの。
朽ちた枕などは、1度買ったことがあるのですが、
刳り貫いたボウルは全くの初めてのものでした。
以前、猿山さんのスペースで  
” 静かなアフリカ ”という展示会を開催させてもらったことがあるのですが、
まさにそれにピッタリの品。

もちろん悩んだのは価格ですね。
アフリカもののファンが少ない現状、
うーむ、どうしたもんか、その買値では多分ムリだよな〜
でも、これを逃すと、きっともう出会えないよな〜と、
悩みに悩み、、でも、結局はええ〜いと、買ってきたのです。


買ったすぐから、あきらめていた、今回の仕入NO1なのですが、
でもね、、、嬉しいことに、売約になったのですよん。
感激の一瞬。
どうもありがとうございますです。



ということで、今日は別のアフリカもの。

丸くなく、尖ったものを。

鎗の先_e0111789_1154126.jpg

鎗の先_e0111789_1155350.jpg

鎗の先_e0111789_116651.jpg

鎗の先_e0111789_116172.jpg

鎗の先_e0111789_1162668.jpg

鎗の先_e0111789_116375.jpg


鎗の先です。
コンゴ民主共和国、民族ははっきりしません。
この意匠もなかなかのもの。
静かなイメージとして、モダンな空間に飾ってほしいと思っています。

高さを変えて、台を作ってもらいました。
2本並べてもいいし、1本でもさまになると思います。


大 高さ40.5cm 小 高さ37.0cm
(売約済) ありがとうございました。

# by muntkidy | 2014-12-10 11:21 | Comments(0)
2014年 12月 09日
店内写真09/12/14

本日は火曜日、定休日となっております。
店内写真ということで。



店内写真09/12/14_e0111789_13272590.jpg

店内写真09/12/14_e0111789_13273984.jpg

店内写真09/12/14_e0111789_13275169.jpg

店内写真09/12/14_e0111789_14141729.jpg


# by muntkidy | 2014-12-09 11:25 | Comments(0)
2014年 12月 08日
象牙のキリスト像

本日は、3時より、4時まで、臨時にお店を閉めさせていただきます。
他の時間は開いてますので、この時間帯を避けて、おいで下さいませ。


昨夜のディナー(どこが?)にて、またもや、前歯がぽろり。
(いえいえ、ちょっと埋めてるのがとれたぐらいなのだが)
前もちょうど1年前ぐらいだからな。
急遽、歯医者に行ってくるのです〜。



本日はコチラ。

いや〜、おちゃめなフィギュアがお得意のアンタイディーにしては、珍しいチョイス。

ちょいと、悲壮感あふれるキリストさま。
神妙な面持ちで、お祈りするのです。(もちろん、私が、ではない)

象牙のキリスト像_e0111789_11105988.jpg

象牙のキリスト像_e0111789_1111102.jpg

背中の表現もなかなか。
いい色に色づいてきてて、これこそ象牙って感じです。
象牙のキリスト像_e0111789_11115291.jpg

象牙のキリスト像_e0111789_11112122.jpg

この足の表現もすごい。
象牙のキリスト像_e0111789_11143732.jpg



手がなくなっているとはいえ、
象牙のキリスト像、とても貴重です。

フランドル地方  18世紀



台含め、高さ20.5cm 幅(台座)4.5cm (売約済)ありがとうございました。

# by muntkidy | 2014-12-08 11:24 | Comments(0)
2014年 12月 07日
昨日の続き
おっとっと、昨日で、アンタイディーは18周年を迎えたのであった。
すっかりお忘れ。

福岡時代から、青山、西荻と、変遷を経てきてますが、
18年のご愛顧、ありがとうございます。

今日から、また19年目に突入です。
まだまだ先は長い。
コツコツと毎日を続けていこうと思っています。
お店、ブログ共々、よろしくお願いいたします。



さて、お品は昨日の続き。

フランスのファイエンス/ファイアンス
(フランス語ですが、市川清 著 ' 西洋の古陶' によると、錫エナメル釉陶器のことを指しています。
 デルフト産の焼物もそれにあたる。)
コンフィチュールポットの形では珍しいのだ。
昨日掲載の写真から。

昨日の続き_e0111789_1116111.jpg

釉色、釉調、それぞれ異なり、
大きさもこんな。
左のものが、昨日紹介の品、1番小さく、青っぽい。

昨日の続き_e0111789_11164020.jpg



今日は右の2つを。
真ん中。

昨日の続き_e0111789_11184233.jpg

昨日の続き_e0111789_11185621.jpg

昨日の続き_e0111789_11194975.jpg

昨日の続き_e0111789_1120122.jpg

昨日の続き_e0111789_11201433.jpg


全体に貫入のはいった肌。
高さ、口の開き、これが1番、茶碗にいい手持ち感だと思う。
見込みの窯キズも景色となっている。



右。
1番高さのあるもの。
昨日の続き_e0111789_11224034.jpg

昨日の続き_e0111789_11225666.jpg

昨日の続き_e0111789_11231432.jpg

昨日の続き_e0111789_11232871.jpg

昨日の続き_e0111789_11234657.jpg


これが端正なヨーグルトの白って感じですかね。
デルフトに近い感じの釉調です。
(この形のものはデルフトものにはないが、
知らない人が、これはデルフトだと言われたら、そう思ってしまうだろう。)
ヨーグルト食べるのにいい感じですよん。



どちらも、縁に欠けが多いのだけど、なかなか見つからない品だと思います。



中 直径13.8cm 高さ7.5cm (売約済) 
右 直径12.3cm 高さ9.1cm (売約済) ありがとうございました。

# by muntkidy | 2014-12-07 11:37 | Comments(0)
2014年 12月 06日
白錫釉、オランダとフランスから
今日はこちら。

白錫釉ファイアンスのものを
オランダと、フランスから。


白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_11142824.jpg


右はオランダ、デルフトのクリームポット。
アルバレロ型の、ま、なくはないタイプですが、今回1個だけゲット。

状態よく、盃や、茶入れにするのにいい品です。

白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_11165374.jpg

白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_111745.jpg

白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_11171435.jpg

白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_11172666.jpg

白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_11173728.jpg


フランスからは、コンフィチュールポット。
ガラスや、ironstone ware/terre de fer 系(半陶半磁のよくある白タイプ)のでは見かける形ですが、
ファイエンスの白錫釉タイプでは、めったに見ない。

白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_11251679.jpg

白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_11252879.jpg

白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_11254079.jpg

白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_11255111.jpg

白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_1126553.jpg


フランスものにしては、ちと珍しい青みのかかった白になっています。
白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_11271590.jpg


お茶碗にいいのですよん。小服茶碗。


デルフト 直径 約5cm 高さ6.0cm (売約済) ありがとうございました。
フランス 直径11.1cm 高さ6.9cm ¥18,000


実はこのコンフィチュールポット型のファイエンスは、全部で3個あります。
それぞれ、釉調が違うので、面白いのです。

3個を並べた写真だけ、掲載して、あとの2個は明日の紹介です。
白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_1133173.jpg

白錫釉、オランダとフランスから_e0111789_113314100.jpg


# by muntkidy | 2014-12-06 11:33 | Comments(0)