2014年 11月 30日
見立て一献の場
カワイく、ヨーロッパのもので、一献の場を作ってみました。


盃はドイツ ストーンウェアのクリームポット。
徳利はオランダのファイアンスのジャグ。
お盆はブルガリアの木のお皿。

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今日は上に乗ってるものを。


盃より。髭徳利の手です。
ドイツ17,8世紀。

この形は、とてもレアだという。
確かに盃のサイズで、この形は見たことがない。

胴がすぼんだ、もちやすい形。

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もうひとつは、デルフト手の白錫釉ファイアンス。
これが時代が古かったら、皆さま垂涎の品だと思うのですが、
時代の下がる19世紀末のもの。

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マーク入りで、マッカムと書かれている。
マッカムは、デルフトに並ぶ陶器の町、オランダ北部にあります。
1594年創業ですので、実に古い窯場。
色絵のものが多いのですが、白ものの古いものは
ここの焼物もほとんど、デルフトと称され出回っていると思います。

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取っ手に欠けと、ニュウが2本。


白釉の光沢がとても綺麗です。

オランダならではの、クールな白。
フランスものより、甘さが抑えられています。


酒用の片口として、面白いかと思うのだよ。
1合はいります。
もちろん可憐なお花用が最適なんだろうけど。



ドイツ 17,8世紀 ストーンウェア  直径4.4cm 高さ5cm (売約済)
オランダ 19世紀  ジャグ  高さ10.8cm  胴径7.5cm  (売約済) ありがとうございました。

# by muntkidy | 2014-11-30 11:49 | Comments(0)
2014年 11月 29日
グラタン皿

今日は使える器から。

フランスのグラタン皿

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左の大きいほう。

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ちょっと、弧を描いた側面の面白い形をしていて、雰囲気のある存在になっています。
底の黄釉もピリッと効いていて、なかなかいいと思う。

グラタン皿として使うより、盛り皿ですね。
パスタなんかを2人前をどんと盛るのには、重宝すると思う。


右の小さいほうは、ちょうどいいグラタン皿サイズ。

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小さめの電子レンジにもはいるかな。


大 34.5cm x 24cm 高さ4.5cm  (売約済)
小 28.0cm x 20cm 高さ4.0cm (売約済) ありがとうございました。

# by muntkidy | 2014-11-29 11:25 | Comments(0)
2014年 11月 28日
テリア犬のプルトイ

トップバッターの紹介としては、
ちょっと、意外性のある品から行ってみましょう。


テリア犬のプルトイ。

なんとまあ、すすけたお犬さまであります。
そこがなんとも愛らしく。

でもきっと高貴な生まれに違いないと思われるフシもありまして。

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とても優し気な顔つき。
ガラスアイが潤んだように見えてきます。
ネコ派の私も、なぜなぜして、抱きしめてあげたい(メイワク?)気分にさせてくれる。


そいでもって、こんなにヨレヨレになっちゃって。

でも、この子はノーブルな育ちなのでありますゆえ、
しゃんと立とうとする気概をもっているのであります。


そんなところが、なんともむぞい!
九州方面の方言ですね。むぞうげ、むぞか〜。

単に可愛い、といった意味合いに、プラス、ちょっと、かわいそうに、可哀相で、なんとかしてあげたい。
っていうニュアンスが付加された言葉でありますな。
(もうあまり私の年代でも使ってませんでしたが)


だからこそ、逆にこちらを癒してくれるってヤツですね。




フランス、20世紀前半

体長45cm 高さ43cm (売約済) ありがとうございました。

# by muntkidy | 2014-11-28 11:28 | Comments(0)
2014年 11月 27日
売約の品

どうも、バタバタしております。
店はいかにもアンタイディー。

バックスペースがないので、
荷物を開けて、値付けをするのに、ごちゃまんとなっています。
ちゃんと綺麗に見れないのはよくないですよね。。。

本当は、日にちを決めて、バシッと披露するほうがいいのでしょうが、
なかなかそれも場所がなくて、難しい。
月末の家賃支払のために、早く売らないといけないし。

そんなこんなで、
アンタイディーな中を、昨日中に、売約になってしまったものを、今日は。

携帯での投稿で掲載してましたが、
出会えて、嬉しかった品です。

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スプーンは14世紀と言われました。
ラテンと言われる、真鍮系の素材、 acorn shape と言われる先っぽがドングリの形をしたもの。
これはフランスで見つけましたが、
調べると、同じ形でシルバーのものがイギリス産にあるようです。
それにはやはり1300年代と書かれている。
素材が変わるとどうなのか、まだ調べないといけませんが、
とても美しいボール部分の形です。

皿は17世紀のピューター。質感がぜんぜん違います。


もう1品。デルフトの盃。

天使の柄はとってもレアですよね。
欠けがあるので、金直しをして、お渡しする予定です。
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明日から、ちゃんと、お品紹介です。
お楽しみに。

# by muntkidy | 2014-11-27 11:28 | Comments(0)
2014年 11月 26日
無事帰国

昨日、無事帰国いたしました。
なんだか、背中がずっしり重く、疲れております。

不在の間のSpot Sale の申し込みの皆さま、
ありがとうございます。
本日、メール送信いたしますので、おまち下さいませ。



今回の仕入はいかに、
70点の出来か、
いやどうかな。
今までで、1番数が少ないかと思う。

元々少ない軍資金が、レートは悪しで、持ち金少なく。
ウッシッシとほくそ笑むようなみっけモノがなくて、
少々値が張るものが多いのでありますよん。

ヨーロッパ、いいのは高いね。やっぱり。
安ければ、売れるんでありますが。。。


ま、ということで、
品紹介は明日から。


写真はろくなものがないのでありまして。

パリ、宿泊近くのリパブリック広場から。

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# by muntkidy | 2014-11-26 11:28 | Comments(0)