2009年 05月 13日
黄釉の大鉢

今回のヨーロッパ仕入れで、一番気にいっている器の紹介です。
地味な生りなので、あまり、目を引かないのが残念ですが、
カタチも釉調もバッチグー。

大鉢という性質上、どうしても単なる食器という見られ方かもしれませんが、
私はおおいに評価したい焼物。
西欧の民芸として、逸品だと思います。19世紀、南フランスの黄釉。

柔らかさのある、優しい黄色。

こんな感じの色調の瀬戸の石皿を探していますが、なかなかないもので、それはしょうがない。
和物にはない色合いですから。
なかなか写そうとしてもできる色合ではないでしょう。

どうでしょうか。直径29.5cm、高さ10cm

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by muntkidy | 2009-05-13 11:44 | Comments(0)


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