2009年 05月 24日
クメールの小壺

久しぶりに東南アジアものと行きましょうか。

カンボジアの古陶。クメール朝は9〜15世紀の東南アジアの統一王朝。
東南アジアで釉薬を使った焼物が生れたのは、このクメール朝が最初だと言われていて、
この黒褐釉の壷もその時代、11~13世紀の作とされています。

釉薬がはげはげになって、かせまくっていますが、風格のある小壺だと思います。

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1枚目の位置だと、端正に球体を描いた壷のように見えますが、
回して、位置を変えると、少し、よろめき、歪んでる様子がわかります。

小壺と言っても小さすぎないサイズ。高さ7.5cm、胴径8cm
東南アジアものを1点選ぶとしたら、ちょうどいい1品かと思います。

小粒でキリリと、棚を締めてくれると思う。単なる黒釉でないところが魅力。
釉の剥げた表情が景色となって、変化を与えています。

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by muntkidy | 2009-05-24 12:18 | Comments(0)


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