2009年 06月 17日
オーバル皿


白の楕円のお皿は多くても、黄釉の楕円はあまり見かけません。
グラタン皿にはよくあるけれど、平皿では初めて見つけたタイプ。

あまり、目立たない人となりをしているようなお皿です。
華やかに明るい黄釉のはずなのですが、なんとも地味な色調になっています。
でも、こんなのこそ、滋味深く、飽きもせず、よりそってくれそうな感じであります。

オーバル皿_e0111789_12151079.jpg


これも、フランス南部のほうの焼物です。
なぜか底の部分にのみ、茶色の釉をみだれ掛け(というのかしら?)してある。
この裏のほうが、いかにも、目を見張るものがありますが、
それは隠れたところだけ、といった具合。

以前にも丸の大皿は扱ったことがあります。
こんな様式の焼物があるんでしょうね。
場所や窯の名などわかりませんが。(勉強不足で申し訳ないっす。)

素朴めですが、細長の楕円で、泥臭くはない。フランスものならではですか。
場所もとらず、意外と活躍してくれそうです。

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32cm × 19cm

by muntkidy | 2009-06-17 12:26 | Comments(0)


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