2009年 06月 28日
ヨーロッパの片口

昨夜はビールだけでは収まらず、ですけんど、熱燗3合に留めました。
日本酒は安めのやつを熱燗ってやつが、実に普通で美味しい。


私的なことはさておき、さっさと、商品紹介です。

酒には大きすぎますが、西洋の片口であります。

イギリスのクリームウェア。白釉軟陶の器です。
ミルクを注ぐのに使ったと言われましたが、よくはわからない。
最初は実験用かと思ったのだけど、ラボラトリーユースだと、普通は丈夫な磁器がほとんどです。
やっぱり、食品用の焼物だと思います。

片口部分が大きめで、和ではありえない作り。
口のところはサーバースプーンなどを置いておくのにちょうどよい位置となり、
面白い話題のある器となるかと。

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あと面白いところはそれだけではない。

よく目を凝らすと、ぽつぽつと青い藍の点々が全体に散らばっているのです。
見込み部分にも全部。

染付吹墨にしては、ほんとぱらぱらと、点在していて、作為は感じられないほどの控えめさ。
あえて、そういう釉を作ったのか、たまたまなのか、
よくはわかりませんが、面白い表情をもった焼物です。初めて見つけました。
単なる白の深鉢より、ちょと個性のある " 器となり "をしています。

幅(片口の位置)23cm、高さ9.5cm
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by muntkidy | 2009-06-28 11:50 | Comments(0)


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