2011年 01月 07日
今日も木のオブジェ



本日は、骨董ジャンボリーに行ってまいります。
しびれるようなものに出会えますように!
お店は、ほとんど休みと同様になってしまいますが、
6時ぐらいには帰ってきているでしょう。



ブログ更新は出かける前に忘れずに。

ということで、本日はコレ。

久しぶりにアフリカから。

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モノリスイメージで、立てるとブッタイと化しますが、
実は箱なのであります。
この細長バコ、実に新鮮。小さめです。

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元ザイール、今のコンゴ民主共和国のクバ族のもの。

草ビロードなどのテキスタイルで、有名な民族ですが、
木の造形物も秀でたものが多いのです。
以前紹介した草ビロードの柄、見てみて下さい。
共通点がありますね。

伝統的な柄イメージが、作り手次第で自由にアレンジされ、
はっとするような文様が生まれます。

この箱も、数十年ほど前のものですが、
実に丹念に丁寧な彫りが加えられています。

アップで見ると、
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でも、この箱のポイントは、やっぱりフォルムだと思う。
細長いこのサイズで作ったからこそ、
彫りの緻密さが、あまりうるさく感じないのです。
これでシンプルなプレーンな表面だったら、何の面白さもないし。
この柄あっての、このフォルム。
カタチと柄がうまくマッチした1品だと思います。

アフリカの造形物って、
工芸品がオブジェとなってしまう大胆さや、面白さがあって、
この点が、欧米でトライバルアートとして、
アートの分野に位置づけられて、評価の高い所以でもあります。


箱として置いた場合のサイズ、
長さ30cm、奥行5.5cm、高さ6cm ¥25,000 (売約済) 

by muntkidy | 2011-01-07 10:16 | Comments(2)
Commented at 2011-01-07 13:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by muntkidy at 2011-01-08 11:36
鍵コメ at 2011-01-07 13:19 さま
いつもありがとうございます。
お取り置きにしておきますね。どうぞ、よろしくお願いいたします。


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