2015年 09月 02日
アフリカの貨幣 展より。


●アンタイディー、9月5日正午オープンです。

5日〜13日まで、無休で、 " アフリカの貨幣 " 展開催です。
新入荷の他の品も一緒に展示しますので、
どうぞ、おいで下さいませ。



貨幣展から。

1番大きいものの写真を。
コンゴ民主共和国、トポケ族の貨幣。
小さいものを選んでいるのだけど、それでも高さ150cmはある。

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本から。
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一般に、お金というと、コイン、紙幣とばかり思いがちだけど、
人間ならではの発明であるわけで、脳が作り出したもの、
共同体を構成するみんなの同意があるのなら、なんだってかまわないのである。

昨今の電子マネーだって、共通の認識でなりたっている、単なる情報なんだけど、
お金として通用してるよね。

オセアニアには巨大な石がお金とされるところだってあるらしい。

商店なんかの存在しない社会で、財布なんかもって歩くなんてことはなく、
そういう価値のあるものが必要となる機会は、結婚とか、なにか問題が発生した時とか、なんだろう。

財産として長く保持しておくには、金属のもの、ということになるが、
それにしても、アフリカのお金、多種多様のカタチが存在する。
銅や真鍮もあるが、鉄のものが多い。

鍛冶屋の技術があって、そして、柔軟な造形力によって、作り出されたカタチ。

未踏のアフリカに入って行ったヨーロッパの人々にとっては、驚きの連続だったのではないか。
だからこそ、単なる人類学的資料になるのではなく、
美術品としての価値が生まれ、トライバルアートとしての分野が確立したと言えるだろう。

貨幣のカタチは、強すぎるものが多いアフリカンアートの中では、
受け入れやすい、静かな造形です。
モダンな空間でこそ、オブジェとしての存在が際立ちます。


今回の展示は、ほんの少数にすぎず、小さなものですが、
少しはその面白さに触れていただけたら、と思っています。

by muntkidy | 2015-09-02 11:25 | Comments(0)


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