2016年 03月 24日
円盤のオブジェ
サクラ、開花して、やっと春と思ったところ、
また寒くなっています。例年そうなんだけどね。



銅鏡というと、東アジア一帯と思いがちだと思うが、
東南アジアでも使われていたもの。
タイに行くと、カンボジアからの発掘の品がよく見つかる。
クメール、アンコール期の銅鏡です。

東アジアの銅鏡は裏側にさまざまな文様が鋳出されているが、
(普通、その裏側部分を見せて飾られることが多いですよね)
クメールの銅鏡の場合、超シンプル。
同心円が陰刻されてるだけのものがほとんどで、
文様を見る人にとっては、つまらないと思われるかもしれない。


そんな超シンプルなクメールの銅鏡を、1枚手に入れた。

元々の鏡面部分の黒々とした質感に感動したもの。
大きさもあり、美術品としての格を備えていると思う。


あえて、鏡面部分を表に台を作っています。

銅鏡というより、
単なる丸い円盤のオブジェとして、飾ってもらいたい。



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文様面のほう。
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こちらも悪くはないんだけど、
このシンプルなこちらのほうが、
イメージをより広げてくれると思うのだ。
なにより、質感が素晴らしい。

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ずっしり重いですが、
しっかりとした鉄の台で、きちっと安定して飾ることができました。


クメール アンコール期 11世紀〜13世紀


台を含め 高さ 26cm  幅(これが円盤の直径)19cm  (sold) ありがとうございました。

by muntkidy | 2016-03-24 12:00 | Comments(3)
Commented at 2016-03-25 18:23 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by muntkidy at 2016-03-26 12:14
鍵コメ H さま
メールが戻ってきてしまいます。
お電話をいただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
Commented at 2016-03-26 16:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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