2019年 06月 14日
竹の吊り行灯

お知らせをうっかり忘れていました。

あさって16日は大江戸骨董市に出店の予定です。
お天気がまだ微妙なところですが、
開催の場合、お店は午後4時からの開店となります。



本日はこちら。

とてもレアなアイテムだと思い、買わせていただきました。


李朝の鉄製のこのようなタイプは見たことありますが、(引く手あまただろう)
なんと竹製です。中国→李朝のものだと言う。

訂正:李朝のものだと言う資料を見つけました。


撮影が難しく、まずは店内で、飾ったところから。

とてもシンプル、美しいナリをしていると思う。


竹の吊り行灯_e0111789_11151683.jpg


細く裂いた竹3本をうまく成形している。
竹の吊り行灯_e0111789_11163017.jpg
竹の吊り行灯_e0111789_11163091.jpg
竹の吊り行灯_e0111789_11163045.jpg
竹の吊り行灯_e0111789_11163023.jpg


3本は束ねられる。持ち運び、こんな。

竹の吊り行灯_e0111789_11163015.jpg


なんという優れものでしょう。
竹製で軽く。


今時、行灯として使う人はいないだろう。
下げるだけのオブジェとしても綺麗である。
うまくろうそくをはめる部分を工夫して、
花器に仕立てたら、とてもいいと思うのだが、いかがかと。

手軽にエアプラントなんてもよろしいです。



資料を添付します。韓国古美術協会が監修してる古美術史料展の図録から。
竹製のものも掲載されています。
竹の吊り行灯_e0111789_12370813.jpeg



高さ36cm (Sold) ありがとうございました。
吊り下げる古い棒もお付けします。




by muntkidy | 2019-06-14 12:00 | Comments(0)


<< 超レア草ビロード      久しぶりにデコイ >>