2019年 09月 13日
1つに2つの味わい


●あさって日曜日15日は都合により、午後5時で閉店させていただきます。

●16日月曜日は祝日ですので、開店いたします。



本日は中秋の名月。東京はあいにくの曇りで、のぞめますかな、どうか。




スウェーデンならではの、木のボウルをどうぞ。

なんで、ならではかって、言うと。

スウェーデンの木のボウルやお皿類は、手沢や汚れなどを洗い、
乾いた木の状態にしていることが多いのですね。

経年の味わいを洗って取ってしまうということは御法度的なとこがある日本の古道具の世界ですが、
なぜか、スウェーデンでは普通のことみたいで、特に木のものは洗われています。

味わいがさほど綺麗になっておらず、汚くなっているものを洗っているのかもしれませんが、
元の姿に戻したような、その乾いた質感もまた、新鮮さもあり、
それもアリだなってと思うところもありました。

ただ、そればかりだと、また飽きてくるのも確か。



で、今回見つけたこのボウル。

半分、残してあるのです。
使われて、味わいを増して変化してきた木の状態を残している。
うまい具合に。

この絶妙さはあまり見ません。

乾いたドライな質感と、味わいのある奥行きを感じさせる質感が同居しています。


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この2つの味わいをもつボウル、
スウェーデンならではののものでしょう。

木を洗って、その味わいを取って元の姿に戻すことが多々行われるスウェーデンでこそ、
この半分残すということがあったってこと。
多分、色の深まった味わいを全部取ってしまうことはもったいないと、
そのスウェーデンの誰かが、思って、
で、半分残しちゃった。

それも、自然に! です。


そんな他にない、個性のあるボウルとなっています。



直径32cm 高さ10.2cm ¥28,000











by muntkidy | 2019-09-13 12:00 | Comments(0)


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