2008年 08月 29日
どこの茶碗?

また、どこかよくわからない茶碗を手に入れた。

ま、瀬戸系なんでしょうが。
今日は写真から。

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よく使い込んであって、刷毛目が面白い風合になっている。
でも、そう古くはないと思う。

ロクロでなく、型作りだし、土の均一感、釉色といい、
戦時中の統制品かも、という気もしてくる。

でも、なんといい風合いになられましたか。という感じにまで至っていて、
なかなか、面白い茶碗ではないでしょうか。

確かに、型作りに否めない、縁の厚みの部分に少しの茫洋とした感がありますが、
側面からは、伸びのある形状となっています。(少しの歪みがそうさせている)
それに、ささっとした刷毛目の動きにわざとらしさがなく、実に腕のある職人の技です。

統制品(よくわからんが)にもこんなのが焼けたなんて、スゴイことじゃありませぬか。
直径15cm、高さ6cm

by muntkidy | 2008-08-29 12:01 | Comments(1)
Commented at 2008-08-30 22:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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