2008年 10月 22日
高麗青磁の小皿

直径11cmと、盃にはならず、ニューもあるので、私でも買うことができました。
高麗青磁の小皿。

余白の多い、楚々とした何気ない花模様がなんともカワイイのです。
緻密に細かく入れられた象嵌模様には手は伸びませんが、
(扱おうと思っても、無理ですかの。)
こんな遊んだように、ちょんちょんとつけられた模様には、
ググっとくるものがあります。

青磁というと、すました感じがあって、ちょっと近寄りがたさもあるだけど、
これにはそれがない。
模様はもちろんのこと、
ひしゃげたカタチや、縁の厚みが温かさを感じさせるのかもしれません。
手取りの感じもいいのです。
手にもって、ずっと見ているとだんだんと愛くるしくなってくる。
なんとも不思議です。

漬物など盛って、普段使いの晩酌の場に、毎日でも登場していただきたいお皿です。

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by muntkidy | 2008-10-22 11:57 | Comments(0)


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