2009年 03月 28日
タイの土器

タイの土器と言えば、世界遺産にも登録されているバンチェンの土器が有名で、
勉強させてもらっていた会社では、もう15,6年ほど前、
いいものがあったな〜と思い出されます。
でも、今ではあまり見かけることもなく、
それ以降土器を手にする機会が少なくなってしまいました。
(数年前のまだまだ市場にのっていないビルマの土器類ぐらいですね)

日本の弥生や縄文の土器などには、接する場所がそうなくて、
ましてや、他の地域のものなんて。
人気でありましょうヨルダンの土器なんぞ、どこで手にいれることができるのやら。


あまり扱ったことがないと、いいなとは思っても、
値ごろ感がわからずに躊躇してしまうことになってしまいます。

それに、土器というモノのどこに、その見どころ的な部分があるのかが、
はっきりと指摘することがあやういことになってしまいがち。


といった勉強不足なところもありますが、今ある土器は1点。

タイのバンチェンではなく、ロップリーという遺跡どころから出土している土器です。
彩文のあるものより、無地モノが好きなので、
赤色磨研の色と、こびりついて取れない土色の取り合わせが気にいっています。
丸いお尻に高めの高台、フォルムも悪くないと思う。

直径13cm、高さ9.5cm。小さめの壷形の土器です。

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by muntkidy | 2009-03-28 11:42 | Comments(0)


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