2012年 09月 07日
バンバラ族ドアロック
先日見てきた、書 茶 花 " アフリカの物達と" の展示会風景の写真を、まず。

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書の作品の中に、そうは多くはありませんが、アフリカの物達が、並びます。

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大きくダイナミックな作品は、大きなスペースにおくと、
ぐっと造形の力強さを伝えてくれますし、
周りの空気を変える感じがします。
書の作品も負けてはいませんし、面白かったです。

アフリカものに限らず、
大きな空間で映える品、小さな空間のほうが映えるであろう品、など
ちょっといろいろ考えさせられるところもありました。

いろいろな書の作品も見ることもできて、行ってよかったと思っています。
福岡 天神のアクロス2F交流ギャラリーで9日までやっています。
どうぞ、ご覧下さいませ。



今日の紹介は、バンバラ族ドアロック。
ある程度の広さのあるリビングがあるおうちだったら、
これは、アート性もあり、そうばかでかくもなく、生かせるかと思います。
アフリカらしい、ハッとするような力強さをもった造形です。

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高さ54cm 幅42cm (売約済) ありがとうございました。

# by muntkidy | 2012-09-07 11:17 | Comments(4)
2012年 09月 06日
初期の波佐見焼
昨日の更新、私のミスで、午後から非公開になってたみたい。
訂正をiPhoneから送っていたら、まちがったところにチェックをしてました。

まだ見てない方、最初に見た方とも、
どうぞ、前の記事もご覧下さいませ。


今日は九州ゲットの九州モンを。

波佐見の中皿です。
江戸初期とのことで、くらわんかより、古い手。
とっても珍しいとのことだったけど、
私は、グレーの釉にぐっときてしまいました。

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言ってみれば、初期波佐見ってことですね。
初期伊万里ほど評価されてないだろうけど。

白磁の白がグレーにころんだ感じと
青磁がグレー色にころんだか、って感じが
混ざった雰囲気があって、とても新鮮でした。
大人ぽい質感、釉調にぐぐり。

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にゅうが1本。
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高台は小さめで、やはり、いいです。この釉調。
箱がついています。

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直径19.3cm 高さ3.3cm (売約済) ありがとうございました。

# by muntkidy | 2012-09-06 11:44 | Comments(0)
2012年 09月 04日
マッドコレクター
   ●明日は臨時休業とさせていただきます。


定休日の火曜日は品紹介ではなく、
なんか別の話題となることを書こうということにしました。
ま、店内写真ということも多いかもしれませんが、
お話もたまには悪くない。


今日は、その第1弾。
モノに関する話です。題して、マッドコレクター。

マッドコレクターと言われるような人、いますよね。
ま、悪い意味で使ってはいません。
愛すべき収集癖の際立った人といった感じです。


今日はアメリカのマッドコレクターの話。

これがまた、桁はずれなのでありますよ。
アメリカって広いのね。。。つくづくそう思われます。この話。



実はこのコレクター、
私の知り合いのイギリスにいるアンティークディーラーの継父さんでして、
(そのディーラーは、ロンドンに住んでますが、アメリカ国籍の人です)
そのおじいさん(継父さんのこと)が亡くなり、
故国アメリカ ネブラスカに残されたコレクションっつうのが
トラクター150台 他、車などのコレクション。


マッドコレクター_e0111789_11231047.jpgなんと、
こんなトラクターが150台!!!

ひゃ〜、15台そこらではなく、
150台でっせ。
ひゃ〜どんな敷地をもってるの?

それに加え、デカさで名高いアメ車もいくつか。


今、こちらのオークションサイトで、
そのコレクションが売りに出されています。

こちらのページ

全部で196品。ページを繰って見てみて下さい。

エステートセールでもあるので、6日〜9日まで、
その高大な敷地に出品物は展示されてるそうであって、
グーグルアースで探索できるよう、住所も教えてくれたのですが、
アップデートが古いので、
今現在のようすが見られないのが残念。


笑えるでしょ。いや尊敬に値します。
コレクターのおじいさんはもちろんのこと、
そして、今はロンドンに住んでいて、
アメリカのネブラスカまで、行って、
この売り出しを準備した、その知り合い夫婦。

SUPER すばらしい!
は〜大変だっただろうな。。。いや、まだ終わってはいない。

この数日で売り出しが終わるようです。
プレの入札では、10,000 ドルを超えているのもいくつかあるようですが、
どうなるのでしょうか。
こんな市場、アメリカって国にはあるんですね。
いやはや、すごい。
つくづく日本は小国だと感じさせてくれます。

うまく、行き場所が決まっていったらいいと願ってます。
good luck.○○○。



欧米にはオークションハウスがいっぱいあるので、
古いものが継承されていく素地ができていますね。
日本にはそうないのが残念です。
サザビーやクリスティーズだけでない、
ヤフオクだけでない、
もっとフランクな美術品オークションハウス&サイトとか、
エステートセールをオーガナイズしてくれる会社とか、
あれば、もっと美術品市場は広がると思ってますが。

# by muntkidy | 2012-09-04 11:18 | Comments(0)
2012年 09月 03日
今日はフィギュアもの
   ●明日、あさってと連休とさせていただきます。


九州出張です。
福岡で、" 書 花 茶 アフリカの物達と " の展示会を見て、熊本の実家に立寄り、
短い滞在の中、ちょっくら、お店を覗く時間がありますかな。
何かいい九州モノを拾ってこれたらいいですが。



今日はアジアもの。お得意のフィギュアといってみましょう。

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チベットのガルーダと、ミャンマーの虎。


初めてなのは左です。チベット、ガルーダのトクチャというお守り。
正確にはガルーダではなく、キュンというチベット独特の神鳥らしい。
仏や仏法を守護する神獣として、信仰の対象にされているといいます。

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特徴は、角があり、
口に天敵である蛇をくわえ、手で下に引っぱっている。
確かにそうなってます。
頭に如意宝珠が飾られてるとあるが、てっぺんの丸いもののことかな。
両脇にある丸い輪っかも、何か法具を表しているのかもしれません。
足の間の丸いものも。

蛇を押さえた手の表情がなんだかユーモラスです。

なかなかの面白い護符でありました。
厄よけにいいでしょん。
チベット20c初。真鍮製。


右は、虎くん。
ミャンマーの彫像でよくモチーフにされる動物です。

ミニチュアサイズがとてもカワイイ。
大きいものが多いなか、希少です。

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頸をのばして、鳴いてる姿なのか、
首、頭、口の感じ、その様子が実にうまく表現されています。
寄り目なとこもちょっと笑えます。

これもお守りみたいなもん。木彫彩色。


チベット 鳥   高さ6.5cm 幅6cm (売約済)
ミャンマー 虎  長さ10cm 高さ3cm (売約済) ありがとうございました。

# by muntkidy | 2012-09-03 11:23 | Comments(1)
2012年 09月 02日
今日はヨーロッパもの


昨日は何年かぶりで、新宿2丁目に行ってきた。
やはり、濃密な空気が流れてまして、西荻の夜とは違いまんな。

長居をするほど、飲めなくなっているので、
早めに帰り、今日の大江戸骨董市に備え(買いに)たんだけど
あら残念。天候不良のため中止になってました。
第3日曜の大江戸には出店する予定です。


アジアものが続いてましたんで、
ヨーロッパものと行きますか。

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キュノワールのマグから。
小さめです。まず、もったところ。
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深〜い焦茶の釉調が古手のほうだと想像できます。
中の白は少々ピンクっぽい。
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均一でない取っ手の作りも、自然でいいです。
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ストーンウェアのクリーマー。
ドイツ系ですが、フランス、アルザスからのもの。

ドットのデザインが丸っこいフォルムと合いまって、きゃわいいのです。
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これも取っ手の部分が無造作なようで、しっかりした確かな作りです。
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キュノワール マグ  直径7.4~7.8cm 高さ7.3cm (売約済) ありがとうございました。
ストーンウェアクリーマー 幅9.5cm 高さ7.5cm  (売約済) ありがとうございました。

# by muntkidy | 2012-09-02 11:21 | Comments(0)